東京では雨だったり雪だったりが続きましたが、ようやく天気が良くなりました。
梅の花がキレイに咲いていましたよ。

さて、今日は『Infinito』のお話です。

2010年、bianchiはC2Cレンジのカーボンフレームモデルに新型を投入しました。
2009年Giro d'Italiaでロバートハンターが最終テストをしたフレームですね。これがInfinitoです。
当初、ずいぶんと欲張りな名前を付けたものだなぁ、と思ったりもしました。が。
なかなかどうして。このInfinito、なかなかの優等生です。
2009年までラインナップしていたC2C 928Carbonの後継機種のように思われがちですが
同じC2Cシリーズでありながら目指したポイントが少し異なるようです。
それは、Infinitoに使用しているカーボンコンポジットマテリアルからも読み取ることが出来ます。
C2C928は、ロングライドを目的にその設計をされ、目標は見事に実現していました。
しかしながら、ロードバイクらしさの一つの要素である俊敏さにはやや欠けていた面があります。
今回の新型では、重量面を含めすべてを新しい方向性で考え直されています。
まず重量の要素です。
C2C928のフレーム単体平均1300gに対し、Infinitoでは20%近い軽量化1050gを実現しています。
ちなみに弊店で計測した際は550mmで1030gでした。個体差が出やすいマテリアルですが、この結果はなかなかのものだと思います。
ちなみにこの重量、去年まであったあのFg-liteALのそれとほぼ同じです。
また、このフレームに合わせフォークも設計しなおされました。セミストレートブレードのこのフォークはコラムまでフルカーボンで約310gでした。
さて前述のカーボンコンポジットマテリアルですが、Infinitoでは928SL IASPと同じ構成のカーボン3種類をメインに使用しています。
具体的にはToho tenax(TEIJINの関連会社)製Ultra High ModulusのUM40、
Ultra High Tenacity, std. modulusのUT-500、
それからIntermediate ModulusのIM-600の構成です。
で、このままですと普通に928SL IASPになってしまいますので、C2CであるInfinitoは
衝撃吸収性向上を目的に、さらにここに2つの素材をプラスします。
それがデュポン社のKevlerとバサルトファイバーです。
このバサルトファイバーは最近テニスラケット等でも使用されているようですが、玄武岩を原料に1500℃の温度で溶かし射出して繊維にしたものだそうです。断熱材や吸音材にも使われているとか。
これらにより、2009C2C928カーボンと比較して19%の軽量化を果たしながらヘッドチューブ~BB剛性を1.7~2.3%向上させています。
さらにブレーキ・シフト各ワイヤーを内装したり、カーボンやKevlerを少しだけ露出させるといったデザイン面も見逃せないポイント。
特にトップチューブ裏の「Bianchi」ロゴはひそかに個人的お気に入りポイントです。
「P社」の「F」や「C社」の「S」や「S社」の「R」など、珍しく(?)多角的に研究、解析、検証してBinachi流に調律された「Infinito」。エントリーユーザーの方はもちろん、どなたにもお勧めできるモデルになっています。まさに「Infinito」だと思うんです、今は。
担当:久保田



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