こんにちは、ビアンキバイクストア横浜です。

今回は、発表されたばかりの2027年モデル SPECIALISSIMA RCとSPECIALISSIMA PROを、ひと足早く試乗してきました!

今回のSPECIALISSIMAは、単純に「軽量なレーシングバイク」というだけではありません。

フレーム形状やカーボン素材、フォーク、シートポスト、ハンドルバーなど、バイク全体を見直し、軽さ・剛性・空力性能・快適性・操作性を高いレベルでバランスさせたモデルになっています。

今回はスペックの紹介だけではなく、

  • 前作SPECIALISSIMA RCとのフレーム形状の違い
  • 新しくなったシートポスト
  • RCとPROの乗り味の違い
  • 実際に乗って感じた加速感やしなやかさ
  • 2027年SPECIALISSIMAの進化ポイント

を中心にご紹介します。


写真左が2027年モデル SPECIALISSIMA RC、右がSPECIALISSIMA PROです。

今回のSPECIALISSIMAは、単純に「軽くなった」というだけではありません。

フレーム形状から見直され、剛性感、振動吸収性、空力性能、ハンドリング、加速性能など、バイク全体をトータルで進化させています。


2027年SPECIALISSIMAは、RC・PRO・通常モデルで基本ジオメトリーを共有

まず今回のSPECIALISSIMAシリーズですが、基本となるジオメトリーは共通しています。

そこからフレーム素材やコンポーネント、ホイール、ハンドルなどの仕様によって、それぞれ違ったキャラクターに仕上げられています。

今回試乗したのは、

SPECIALISSIMA RC
SPECIALISSIMA PRO

の2モデル。

同じSPECIALISSIMAという名前を持ちながら、実際に乗ってみるとそれぞれに違ったフィーリングがありました。


前作RCから、フレーム形状が大きく変わった

まず見た目で大きく変わったのがフレーム形状です。

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前作と新型を並べてみると、その違いがかなり分かります。

旧型は、トップチューブがシートチューブに向かって上がっていくような形状。

一方、新型ではトップチューブのラインが以前ほど上がらず、トップチューブとシートチューブが交わる部分が大きくボリュームアップしています。

写真で見るよりも、実際に現物を見るとかなり印象が違います。

「単純に太くして剛性を上げたのかな?」

と思うところですが、今回の変更はそれだけではありません。

トップチューブからシートチューブ周辺の剛性やねじれを考え、ペダリングで入力された力をフレーム全体で受け止めるような設計になっています。

そして、このボリュームアップだけではなく、新型フレームは旧型から約40g軽量化されています。

つまり、

必要なところはしっかりボリュームを持たせる。
必要のないところは削る。

という設計になっているわけです。

「太くなった=重くなった、硬くなった」という単純な話ではないところが、今回のSPECIALISSIMAの面白いところです。


シートポストも一新

そして、今回かなり大きく変わっているのがシートポストです。

旧型と新型では、シートポストのオフセットが大きく変更されています。

旧型

20mmオフセット

新型

0mmオフセット

旧型ではシートポストが後方に20mmオフセットされていましたが、新型ではオフセットをなくした0mmになっています。

フレームだけを見ると、どうしてもトップチューブやシートチューブの形状に目が行きます。

しかし実際には、シートポストまで含めてバイク全体の剛性やしなり方、そしてポジションを考えて設計されています。

この変更も、今回の新型SPECIALISSIMAの乗り味を作っている重要なポイントだと感じました。


ヘッドチューブも大型化

フロント周りも大きく変わっています。

新型SPECIALISSIMA RCでは、ヘッドチューブが大型化。

これによってフロント周りの剛性感が高められています。

実際に乗ってみても、ハンドルを切ったときや、ダンシングでバイクを振ったときのフロントの反応は非常にシャープ。

レーシングバイクらしい、入力に対して素早く反応してくれる感覚があります。


フロントフォークもさらにエアロに

フロントフォークも新しくなっています。

新型では、フォーク形状そのものがよりエアロを意識した形状になっています。

フレームだけではなく、

フレーム
+フォーク
+シートポスト
+ハンドル

まで含めて空力性能を高めているのが今回のSPECIALISSIMAです。

軽量レーシングバイクというと「軽さ」に注目されがちですが、2027年モデルでは空力性能もしっかり追求されています。


「Form to Function」という考え方

今回のSPECIALISSIMAを見ていて感じるのが、Bianchiが掲げる「Form to Function」という考え方です。

単純に見た目を変えるのではなく、

「この形にすることで、どんな性能が得られるのか」

というところまで考えてデザインされています。

トップチューブ、シートチューブ、ヘッドチューブ、フォーク、シートポスト、ハンドル。

それぞれが独立しているのではなく、バイク全体として性能を引き出すために設計されているという印象です。


新しいハンドルバーにも注目

ハンドルバーも新しくなっています。

実際に握ってみて感じたのが、シフターのレバーが自然に内側へ集まるようなポジションになっていること。

手を置いたときに無理がなく、ブラケットポジションが自然に決まります。

レーシングバイクでは、長時間ブラケットを握って走ることも多いので、この「自然に手が収まる」という感覚は意外と重要です。

見た目だけでは分からない部分ですが、実際に乗ってみると違いを感じやすいポイントでした。


50km/hで前作から16Wの改善

そして、今回のSPECIALISSIMAで注目したいのが空力性能です。

Bianchiの公表値では、50km/h走行時に前作と比較して16Wの改善が示されています。

50km/hという速度域は一般的なサイクリングではなかなか出ない速度ですが、ロードレースや高速巡航では非常に重要な領域。

SPECIALISSIMAは「軽いから速い」だけではなく、

軽量性+剛性+空力性能

を高いレベルで追求したレーシングバイクになっています。


そして実際に乗ってみると……

ここからは、実際に試乗して感じた個人的な感想です。

今回RCとPROの両方に乗ってみて、一番印象に残ったのが、

「思っていたよりも硬くない」

ということでした。

特にRC。

試乗前は、

「RCだから、かなりガチガチに硬いんじゃないか?」

と思っていました。

ところが実際に乗ってみると、個人的にはRCのほうがPROよりも柔らかく感じました。

もちろん、このあたりは体重やパワー、ポジション、ペダリングなどによって感じ方が変わる部分です。

なので、これはあくまで今回自分が乗って感じた印象です。


「硬いのに硬く感じない」SPECIALISSIMA RC

RCはフロント周りの剛性感が高く、ハンドル操作に対する反応も非常に速い。

それなのに、路面からの細かな振動がそのまま身体に突き上げてくるような感じはありません。

フロントフォークにはCountervailが採用されており、レーシングバイクらしいシャープな反応を残しながら、振動による硬さをうまく抑えているように感じました。

そのため、

「剛性は高いけど、乗っていて嫌な硬さがない」

という印象です。


RCとPRO、実際に乗り比べてみると?

そして今回、一番面白かったのがRCとPROの乗り比べです。

同じSPECIALISSIMAの基本ジオメトリーを持っていますが、実際に乗ってみると、それぞれに違ったキャラクターがあります。

個人的な感想になりますが、

RCのほうが俊敏。

そして、

加速したときの反応もRCのほうが強い。

ペダルを踏み込んだときに、スッと前へ出ていくような感覚があります。

特にダンシングでバイクを振ったときや、速度を一気に上げたいときには、この反応の良さがかなり気持ちいい。

一方で、先ほども書いたように、個人的にはPROよりRCのほうが柔らかく感じました。

ここは試乗前の予想とまったく逆でした。


個人的に一番印象に残ったのはRC

今回2台を乗り比べて、個人的に一番「これはいいな」と思ったのは、

SPECIALISSIMA RCでした。

軽さだけではなく、

  • フロントの剛性感
  • 加速の鋭さ
  • バイクを振ったときの俊敏性
  • 振動の収まり
  • 空力性能
  • ハンドルの操作感

これらが非常に高いレベルでまとまっています。

特に、レーシングバイクらしい反応の良さがありながら、乗っていて必要以上に硬く感じないところが印象的でした。


2027年SPECIALISSIMAは「ただ軽いだけ」ではない

SPECIALISSIMAというと、どうしても「軽量ロードバイク」というイメージが強いと思います。

もちろん軽さは大きな魅力です。

しかし今回の2027年モデルを実際に見て、乗ってみると、それだけではないことが分かります。

軽さ

剛性

空力性能

振動吸収性

操作性

これらをそれぞれ別々に考えるのではなく、バイク全体としてまとめている。

それが今回のSPECIALISSIMAだと感じました。

特にRCは、前作からフレーム形状を大きく変更しながら、約40gの軽量化も実現。

さらにフォーク、シートポスト、ハンドルなども変更されています。

まさに「フレームを軽くしただけのモデルチェンジ」ではありません。


横浜店で「最速試乗会」を開催予定!

そして、今回試乗した2027年SPECIALISSIMAを、横浜店でも実際に乗っていただける予定です!

現在予定しているのは、

2027 SPECIALISSIMA 最速試乗会

開催予定期間
2026年10月22日(木)~10月26日(月)

試乗予定車

SPECIALISSIMA RC 53サイズ

SPECIALISSIMA PRO 53サイズ

実際に乗ってみると、スペックや写真だけでは分からない違いがかなりあります。

特に今回のRCとPROは、同じSPECIALISSIMAシリーズでも乗り味に違いがありますので、ぜひ実際に乗り比べていただきたい2台です。

※試乗会の日程・試乗車は現時点での予定です。変更となる場合がございます。変更があった場合は、ブログ・SNS等で改めてご案内いたします。


まとめ

今回、2027年SPECIALISSIMA RCとPROを実際に試乗してみて感じたのは、

「SPECIALISSIMAがさらにレーシングバイクらしく進化した」

ということでした。

フレーム形状の変更だけではなく、

約40gの軽量化

大型化されたヘッドチューブ

エアロ形状になったフロントフォーク

一新されたシートポスト

20mmから0mmになったシートポストオフセット

新しいハンドルバー

など、細かな部分まで大きく見直されています。

そして実際に乗ってみると、個人的にはRCの俊敏性と加速感が非常に印象的でした。

「もっと硬いと思っていたのに、意外としなやか。」

それでいて、踏み込んだときにはしっかり前へ出てくれる。

この「硬いのに、硬く感じない」という感覚は、今回のSPECIALISSIMA RCを語るうえで、かなり大きなポイントだと思います。

2027年SPECIALISSIMAが気になっている方は、ぜひ一度実際に乗ってみてください。

ビアンキバイクストア横浜では、10月22日~26日に最速試乗会を予定しています。

新型SPECIALISSIMAの進化を、ぜひご自身の身体で体感してみてください!