ビアンキ名古屋の加藤です。
今回は、命を守る重大なパーツ・ブレーキの消耗部品についてのお話です。
こちらは先日 目にしてしまった、ディスクブレーキのパッド。
![摩耗ブレーキパッド](https://www.bianchi-store.jp/wp-content/uploads/2023/11/20231104_123510-1024x768.jpg)
限界を超えて摩耗し、アルミ板の部分がローターに擦ってしまうほど。
![摩耗ブレーキパッド](https://www.bianchi-store.jp/wp-content/uploads/2023/11/20231104_123540-1024x768.jpg)
こうなると、もはや安全にライドすることは出来ません。
新品のパッドと比較すると一目瞭然です。
![](https://www.bianchi-store.jp/wp-content/uploads/2023/11/20231104_123802-1024x768.jpg)
![摩耗ブレーキパッド比較](https://www.bianchi-store.jp/wp-content/uploads/2023/11/20231104_123909-1024x768.jpg)
本来、SHIMANOのブレーキパッドは厚さが2mmあり、0.5mmになるまでに交換が推奨されています。
しかし、油圧式ディスクブレーキは、パッドが減ってもブレーキレバーの引きしろの変化が少なく、手の感触からは気付きにくい。
おまけに、ディスクブレーキのパッドはリムブレーキのシューと比べて自然に目に入りづらく、ブレーキキャリパーを覗き込まないと減り具合がわかりにくいのです。
そのため、ついついチェックし忘れがち。
上の写真のようになるまで放置すると、ローターへのダメージが倍増し、ローターまで要交換となることも…
![表面に溝が出来たローター](https://www.bianchi-store.jp/wp-content/uploads/2023/11/20231104_135434-1024x768.jpg)
![表面に溝が出来たローター](https://www.bianchi-store.jp/wp-content/uploads/2023/11/20231104_135452-1024x768.jpg)
それだけならまだしも、最終的にはローターやブレーキキャリパーの破損を招いて、重大な事故や怪我に繋がる恐れも高まります。
ライドに出掛ける前の点検では、各部の緩みチェック・空気圧チェック・ブレーキの利きチェック等だけでなく、ブレーキパッドの消耗具合も確認するようにしましょう。
安全に気を配って、楽しいサイクルライフを!
![](https://www.bianchi-store.jp/wp-content/uploads/2023/11/20230626_130027-edited.jpg)
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