Team BIANCHI Triathlonとは、LAKE BIWA TRIATHLONを目指すメンバーを、ビアンキが全面的にサポートするプログラム。今回5th Sessionレポートを青山コーチからお届けいたします。


ビアンキアンバサダーの青山剛です。

来月10月1日に開催されるびわ湖トライアスロン(スイム1.5kバイク80kラン20k)を目指すメンバーを、ビアンキが全面サポートするプログラム「Team BIANCHI Triathlon(TBT)」がこの春からスタート。私はそのTBT専属コーチとして指導監修務め、毎月のセッションと合宿を経て、メンバーの完走をサポートします。

5回目セッションの今月は、初の合宿開催です。

■5th Session

・開催日:2023年9月16日(土)~17日(日)

・会場 :神奈川県横須賀市湘南国際村


【1日目:16日(土)】

初の一泊二日の合宿セッションの場は、こちらも初開催場所の湘南国際村。                                   三浦半島の高台に位置しとても風光明媚な場所。しかし私はこのあたりのトレーニング環境にあまり詳しくないので、前日から入り周辺をランニングで視察。結果分かったのは「私の大好きな坂しかない」ということでした(笑)。

一日目、まずはバイクライド。湘南国際村から半島西側の海岸へ下り、その後南下し最南端の城ヶ島(トップ写真)へ。小休止後、そのまま海岸線を北上し葉山を経由、逗子海岸に向かう程よい起伏の刺激が入るコース。しかも暑い!



逗子でランチを頂き、国際村への坂を上りバイクは終了。トータル約50km。結局、最後の国際村に向かう2kmくらいの坂が一番きつい。

バイク後、ランニングシューズを履き、再度逗子海岸に向かう。                                       必然的に前半は「山下り」になり、脚には相当負荷がかかり良い刺激に。                                                                 というか刺激的過ぎて、下っている最中に私が脚をつる始末。




約7kmを走り、そのまま逗子の海へドボン。クーリングダウン海スイムを20分程行い、バイク&ランの疲労回復を図った。やはり走った後の海やプールに入れると回復スピードが全然違う。その後はチームカーに乗って国際村に帰宅。夜はBBQをしながら明日の練習や大会に向けた作戦会議。暑かったし、坂ばっかりだったし、初日からみなさんぐったり(笑)。





【2日目:17日(日)】

2日目も気温が高く、メニューも工夫を強いられた。                                                                      坂に囲まれ高台にある国際村をぐるっと回る1周2kmのコースを設定し、バイクとランを連続して行う通称「ブリックトレーニング」を行うことに。

バイク3周(6km)+ラン1周(2km)を60分間繰り返す形式にして、いざスタート。                           始めはウォーミングアップと試走を兼ねてゆっくり走り、その後各自のペースで周回を刻む。




コース上にある坂道は勾配約8%。ただ走るだけでも相当負荷がかかりなかなかの刺激が入る。しかも走り始めると高温過ぎて危険を感じ、60分ではなく上記セットを2ラウンド繰り返してフィニッシュということに、私からメンバーとスタッフに通達。



私もメンバーと一緒に淡々とテンポよく走ったけど、坂と暑さ、しかも何年かぶりのこんなバイクとランの繰り返し練習だったので、気が付けばスピードは遅いのに昔のレース中のような心拍数に。涼しい時にもう一度この練習をメンバーにやらせたいなあ、と思いながら周回を重ねた。




その後、国際村にある室内プールをお借りし、クーリングダウンスイムを20分ほどして今回の合宿セッションは終了。練習後水に入れる環境は本当に有難い。




いよいよ2週間後は本番のびわこトライアスロン。ここからメンバーは調整期に入りコンディションを整えてレースに挑みます。私も一緒に現地入りし、メンバーをサポートしていきます。        


★撮影協力:プレサイド