走り出す前に必ず「乗車前点検」を行ってください。慣れてくればわずかな時間でできます。
特に工具を使う手入れを行った後は、手落ちが無かったかの確認にもなります。
トラブルの防止にもなり、自転車から発せられる不調のサインを見極める事ができます。
「いつもの違う感じ」があるときには、必ず販売店にお問い合わせください。
前ブレーキだけかけて車体を前後にゆすってみましょう。
フォーク、ヘッド、前輪、前ブレーキのガタつきが感触で分かります。
後輪を10cmほど持ち上げて落としてみましょう。
チェーンが暴れますが、後輪、後変速機のガタつきが音で分かります。
左右のペダルを横方向に押してみましょう。
クランク、ペダルのガタつきが感触で分かります。
タイヤの空気圧をチェックしましょう。
最低でも、両手の親指で押して凹まないくらいの空気圧が必要です。
ハンドル、ブレーキレバーの固定を確認しましょう。
前輪を押さえてハンドルとブレーキレバーを前後・上下・左右に、力一杯ゆすってみて動いてしまうようでは締め付けトルク不足です。
サドルの固定を確認しましょう。
車輪の振れ、タイヤの収まり具合、ブレーキシューの位置が正常か確認できます。
前輪を空転させてみましょう。
前輪の振れ、タイヤの収まり具合、ブレーキシューの位置が正常か確認できます。
いずれも不都合があった時は、すぐに販売店で点検を受けてください。